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全世界に不安が募るいまこそ、仏教寺院は活躍せよ

すべての伝統仏教寺院がいますぐ実践すべき3ステップ

『いいお坊さん ひどいお坊さん』の著者として断言します。
 これからの寺院は、つぎの①~③を実践しないと檀信徒の世代交代ができず、次世代まで生き残ることができません。

①若い人たちと、遠隔でつながる
②その若い人たちからの相談を、檀信徒のおじいちゃん・おばあちゃんの悩み相談に活かす
(うちの孫がひきこもりで……etc.)
③こころを開いた檀信徒から、死後事務を依頼される➞遺産を布施される

過去2年あまりの僧侶研修で私は、③の「死後事務を依頼される」を中心にお話ししてきました。
しかし、2年経過しても、実践したという事例がなかなか増えないことが難点でした。

いきなり「遺言をつくったほうがいいよ」なんて言っても、寺が財産をアテにしているみたいだし……

やってはみたいし、相続や後見のことまでいろいろ勉強はしてみたけれど、どうすれば最初の依頼が来るのかわからない

ベースを築かなければ、
なにも頼まれない!

いっぽう、死後事務を託されているお寺は、平時から社会福祉の仕事を兼業している、人生相談に頻繁に応じてきたなど、頼まれる要素がそろっていることがわかってきました。

まずは①の段階を実践して、若い信徒(お寺のファン)を増やすことが、②や③へつながるのです。つまり、10年後生き残るために、お寺にとってSNSや最新ツールの活用は避けて通れないといえます。

全世界が不安に陥るなか、
なにもしないのは宗教者といえない!

いま全世界は、75年ぶりに死と病の恐怖に震えているのです。
そして経済停滞を恐れ、生活不安におののいているのです。

物欲・金銭欲・名誉欲etc. といったありとあらゆる渇望をセーブさせ、それらを持たなくとも自立していられるよう人々を導くのが、宗教の役割ではないでしょうか。
カネや名誉〝以外〟の生きがいは何か? をしずかに深く観じさせるのが、伝統仏教のよいところではないのでしょうか。

この事態に、「はなまつりのイベントを縮小しないといけない」、「法要もキャンセルが続いて経済的に不安だ」etc. と、お寺がただただ嘆いて不安を募らせているのは、おかしいです!

人々の不安、恐怖、おののきに、宗教者として目を向けてください。

新型コロナ対応で、zoomによる遠隔坐禅会や、SNSによる祈祷など、自粛している人々の心の健康に貢献されている僧侶も多数いらっしゃいます。

そうした行動にでられた僧侶の多くは、自粛体制以前から、檀信徒であるかないかを問わず、苦悩を抱える人々の相談に無償で応じてこられました。
また、InstagramやTwitterなどのSNSをフル活用して、生きづらさを感じる多くの老若男女を救ってこられました。

いま、誰が真の宗教者であるのかが、はっきりと露呈していると感じます。

【回答者全員が僧侶の相談サイト「hasunoha」、アクセス急増】

友人が運営するhasunohaでは、新型コロナの影響かアクセス数が急増中。月間100万アクセスを超えたとのこと。
お坊さんに相談したい若い人たちがこんなにいる、ということです。
対して回答僧侶数は、だいぶ前から200人台のまま微増(昨年末251人➡現在257名と、わずかに6人増)です。
お寺へ人を集めることはできないけれど、なんとかして少しでも人々をたすけたい、という僧侶のかたがたの登録が望まれます。

ご自坊のホームページやご自身のSNSアカウントをいかに充実させても、つながってくれる人が増えなければ、なかなか貢献はできません。
hasunohaのような既存サイトに登録してみるというのは、いま不安を抱える多くの人々を仏教で救うための大きな糸口となります。

ただSNSで発信すればいいワケじゃない

「そうか」ということで、さっそくLINE公式アカウントをつくり、眠っていたInstagramアカウントに何かを投稿し、それらのQRコードをホームページやパンフレットのあちこちへ張りつけてみるのも第一歩です。

ただし、宗教者・お寺には聖性が求められるうえ、
いまにもシニタイという人もしばしば相談してくるので、
一般企業のようにフランクな定型文を利用するわけにもいかず、
慎重さが求められます。

成功例・よくない例の差異は顕著で、じつはSNSを使うことがかえってマイナスになってしまっているお寺も、少なくないのです。

僧侶の皆さま、読者のみなさまと
双方向で考えてゆきます

どのような心構えであれば、お寺はSNSを有効に活用できるのか。
全世界に不安が充満するなか、宗教者はどのように貢献してゆくべきなのか。
皆さまと一緒に、双方向で考えてゆけたらうれしいです。

日ごろから、お寺や仏教について思うこと。拙著を読んでお感じになられたことなど、コメントをいつでも募集中です。
当サイトのメールフォームからでも、以下のLINE公式アカウントからでも構いません。

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「お寺についての素朴なギモン、要望」
などなど、気軽にお寄せください。

zoomによる〝遠隔勉強会〟に対応しております

また僧侶のかた向けには、zoomによる遠隔勉強会に対応しております。
数人の有志のための勉強会から、通常の研修講演の代替(Max参加人数100人)まで対応可能です。
まずはお試しの小規模勉強会(任意のご喜捨で開催します)から、鋭意ご検討いただければ幸いです。

2020年春

合掌

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