2023年6月6日
浄土宗埼玉教区の普通講習会で、岩槻まで行ってきました。
人権同和研修を兼ねていて、私の前の2講座は介護関連の講座でした。
1講目は、地元社協岩槻のメンバーが、介護サポートの受けかたについてロールプレイイング(寸劇)形式で説明してくださいました。
2講目では、真言宗僧侶で埼玉県議会議員の吉良英敏氏が、全国初のヤングケアラー支援条例制定にいたる背景のお話を詳細にお話しくださいました。
私からは、葬儀供養がどんどん簡略化されてゆく社会において、お寺が市民の頼れる看とりステーションとなるために、
①供養の必要性を、論理的に説明することが可能であること
②半世紀前とは社会が変容したので、イエ(家族)に代わる「居場所」としての寺社に期待が集まること
を中心にお話ししました。
議員立法が非常に多いエリアの特色を活かし、安心して死ねる社会を、お寺と市民の手でつくりあげていただけたらと願います。