講演■太田区の地域サポート「みまーも」でお話ししました


太田区みまーもがつくった地域の拠点、おおもり語らいの駅におじゃまして、スマートな隠居についてお話ししました。

ここでは知人僧侶で一般社団法人てあわせの後藤泰彦さんが毎月写経会を開いていらっしゃいます。今月は特別に、写経の場をお借りして、「話題の終活、なにがおかしいのか?」を地域の皆さんと一緒に考えました。

隠居時代。本来は、日々の生活のためあくせく働かなくてもよい時代です。
縁側で鳥のさえずりを聴き、ひだまりを感じながらゆっくりお茶を飲みながら、もの思う贅沢な時間。それがいまは、お金の話や手続きについての心配ごとで眉間に深くタテ皺の刻まれる窮屈な時間になってしまっています。

おおもり語らいの駅には、子育て中の若いお母さんがたと、中高年のかたがたが集っていました。 年代の異なる2つの層のかたが同時に葬祭を語らう時間は、血のつながりはなくても世代間の意識の相違を理解しあう有意義な場となりました。