2020年7月28日
「そろそろ始めなければ」と思うけれど、なかなか着手できない老いじたく。
皆さんがどのように取り組んでいらっしゃるのか、じっさいの声が知りたいと思いいろいろ調べていたところ、「本音マルシェ」というサイトのこのページにたどり着きました。
●ご家庭での終活
https://microcosmos-pro.com/cocotte/category/03/
雑用の科学社という会社が運営しているサイトで、KJ法を勉強したシニア女性たちが身近なさまざまなテーマについて、論理的かつ社会の意識向上のために活用できる方法で車座になって語らったり、それぞれ自宅で意見をまとめあげたりしているのです。
「雑用の科学社」という社名からもわかるとおり、世のなかに無駄な仕事などない、女性たちが家で着実にこなしてきたことの価値や意味を論理的に積みあげていこうという意欲と実践に満ちたサイトです。
そのサイトの終活特集で語られていたことを読んで感じたのは、「終活って、個人個人がそれぞれのペースで向き合わなければならないものなのだ」ということ。
おひとりさまでなくご夫妻でも、あるいは親子でも、どちらかが急かしてうまくいくものではありません。
モノの整理も財産の整理も、けっきょくはこころの整理なのです。
これまでの生きかた、向き合ってきたものやことがら、これからしたいこと。
それらをひとつひとつ見つめなおすことが、老いじたくそのものだということを、「本音マルシェ」の皆さんのコメントを読んであらためて実感いたしました。