スマートな隠居を、あらゆる世代へ

Evernoteを長年使ってきて、タグはつけるけど「ノートブック」への仕分けを忘れてしまうことか多く、いまいち整頓しきれてない。
OneNoteだと、ルーズリーフみたいに“最初に書くべきノートブックを選んで”書き始めるので、ノートブックとセクション(Evernoteでいうタグ)の両方を駆使してうまく整理できるのでは!と、思いきって移行! 作業はうまくいきましたが…個人でクリエイティブな方向に使う私の用途では、まったく使えませんでした><

EvernoteからOneNoteへの移行は、簡単だった

話題のOneNote Inportorを使い、ノート数が1500くらいあったEvernoteからOneNoteへの移行は、30分ほどでわりと簡単に完了しました。

おー、意外と簡単だった順調!!

と思った。ところが…

一番ノート数の多かった「okei inbox」というノートブック(One Noteでいう、「○○さんのノートブック」と同じ。とりあえず分類しなかったときに格納されるノートブック)を開いてみると、こんな感じ。

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OneNoteでは、Evernoteの「タグ」は「セクション」になる

これまでにつけた「タグ」の数だけ「セクション」が作られてしまっていて、なんとスマートフォンのスクリーンショットにしたら3ページ以上にもおよぶ長さに…(ここでは3ページだけ載せたけれども、本当は5ページ分ありました;;)

これじゃあ整理するどころか、目的の記事を探し出す手間が膨大になっただけな気がするぞぉ… と;;

Evernoteの「タグ」が、OneNoteに移行すると「セクション」に変わるよ、というのは基礎知識として知ってはいました。

しかし、タグとセクションは、名前が違うだけじゃなく、構造がまったく別モノなんですね。

Evernoteの「タグ」は、Twitterのハッシュタグやらブログ記事のタグと同じで、そのキーワードで検索できるよ、という付箋みたいなもの。

対してOneNoteの「セクション」は、ルーズリーフの科目分けに使う「仕分けタブ」みたいな感じ。

タグとタブで似たようなもんじゃん?

……いいえ。OneNoteのセクション(仕分けタブ)は、「ノートブックごとにつく」ので、全体を横断してつけられるEvernoteのタグとは、構造がまったく違うんです><

つまりOneNoteでは、同じセクションが複数のノートブックについてしまう。たとえば「相続」というセクションが、「業務情報」というノートブックにも、「研修ノート」というノートブックにも、「Inbox」のノートブックにも出現するので、私のノートブックはどれもセクション(仕分けタブ)だらけ。

1つのノートブックに仕分けタブは、せいぜい6つか7つであってほしい。
つまりEvernoteで思いつくままにたくさんのタグをつけてきた人の場合、タグ自体をもう一度整理してからでないと、移行後のOneNoteはとても見づらいものになってしまうのです。

Evernoteは全体がひとまとまりのノートな感じで、「ノートブック」で絞っても「タグ」で絞っても記事が見わたせるが、OneNoteはルーズリーフが何冊もあり、その中にタブ(セクション)がたくさんついてる感じ

私のEvernoteを、タグ「相続」で絞った場合。

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「業務知識」というノートブックを開いた場合。

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見た目、おんなじですよね。

ノートブックを開いているのか、タグ絞りの検索結果を見ているのか、ほとんど意識することなく、目的の記事にたどり着けます。

もちろんOneNoteでも、ノートブック(ルーズリーフの1冊1冊)の枠をこえて検索をかけることはできます。

しかしその結果はこんな具合になります。

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うん。あっちのノートブックにもこっちのノートブックにも「相続」ってキーワードがあるよ、ってことは、よくわかる。

それがきれいな色のアイコンで分かれても、いる。

だけど… 記事内容が見えないので、一つ一つノートを開いて読んでいかないと、どれが目的の記事なんだかわからないんです^^;

もうちょっとわかりやすくいえば、「Okei Inbox」っていうノートにも「相続」のセクションができ、「業務知識」っていうノートブックにも「相続」っていうセクションができます。

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Evernote時代にはタグ「相続」で検索かけるだけで横断的に時系列で並べて記事の冒頭も見せてくれたんだけれども、OneNoteだと、結局1枚1枚ひろげてみないといけないということなんです。

たぶん、OneNoteは数名でのプロジェクトに記事を共有したりするにはいいんでしょうけれども。

私のように、個人の頭のなかに浮かんだことをかたっぱしからメモして、ほとんど個人でのみ利用する、という場合には、Evernoteのほうが使いやすいってことだと思いました。

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私の場合。たとえば行政書士業務でお墓の引っ越しのことをやっていて、お寺での講演でお墓の話をして、その両方がミックスされたとこから、新たな着想がやってきたりするので、「ノートブックごとにキッチリ分かれていないほうがいい」のです。

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これを機に、Evernoteの使い方も、少しだけ工夫しました。

いままでほとんどのノートを「Okei Inbox」のままにしていて、タグでしか分類していなかったところ、OneNoteの特徴をちょっとだけお借りして、こんなふうに「ノートブック」を増やし整理整頓。

Evernoteの「ノートブック」を、実用的なものと、自分の着想、引用(読んだ本のメモなど)、という観点で分類してみた

Evernoteの「ノートブック」の分け方って、かなり苦労していました。

どう分けても、どっちのノートブックに入れたらいいのか迷うノートが出てきてしまい、結局Inboxにばかりノートがたまってしまう。「タグだけでよくない?」って感じに、なっちゃってました。

でもこれ、「テーマ」で分けようとするから迷うんだよね、と。

「タグ」がテーマ(話題)ごとについてるんだから、「ノートブック」のほうは、「自分の着想か、他人の着想か」で分けてみたらどうなんだろう。

自分の着想➡Inbox(実用的なメモは入れない)、相談メモ、How to Use(実用的なもの)

他人の着想➡News(ニュース記事のクリップ)、Books&Culture(読んだ本、見た映画などのレビュー)、業務知識、研修メモ

って感じで分けてみたら、「どのノートブックに入れよう?」と悩むことが、あまりなくなりました。

まとめ EvernoteとOneNoteのイメージの違い

OneNoteはシーンごとに分ける人に向いている

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OneNoteだと、閉じられたルーズリーフが並んでいる感じ。

開いたとき、ノートブックのタイトルと、セクション(仕分けタブ)の名前だけがずらっと並んでいる。記事の中身は見えない。

副業と本業を分けていたり、会社と趣味とがかけ離れている人、家庭と会社とでまったく別々のことを考えなければいけない人は、OneNoteでシーンごとに分類するほうが整頓しやすいでしょう。

Evernoteはクロスリファレンスで着想を得たい個人事業主やクリエイターに向いている!

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ノートブックのタイトルごとに並べて見たときも、それぞれのノート(メモ)の中身がざっくりとは見える。

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タグで(付箋の色ごとに)検索したとき、個々のメモ(ノート)の中身はざっくりと見える。

つまり、いろんな要素でメモを並べ替え、違うノートブックにある中身もクロスリファレンスして着想を練り直せるのはEvernoteの特徴。

シーンごとに別々のノートブックを管理し、異なるノートブックの内容をクロスリファレンスする必要がない人にとっては、OneNoteのほうが整然と使えるし、MicrosoftOfficeのツールもそのまんま使えるので便利、ということになります。

マインドマップが好きな人などは、Evernoteのほうが向いているかもしれませんね。

EvernoteかOneNoteか、で迷っているかたのお役に立てば幸いです。

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【講演予定&履歴】
・9月4日(月)向島仏教会にてお話しします。
・9月15日(金)曹洞宗岐阜県宗務所青年会共催研修会にてお話しします。
・10月19日(木)真言宗智山派研修にてお話しします。
・11月6日(月)曹洞宗有道会東京大会にて、パネラーとして登壇します。
・2018年1月25日 総和会埼玉県支部にてお話しします。
・2018年6月5日~6日、関東総和会シンポジウムにてお話しします。
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【過去の情報】

・7月27日(木)曹洞宗東北管区教化センター教化フォーラムにてお話ししました。
・7月26日(水)岩手県立大学社会福祉学部 宮城好郎ゼミにて、お墓と僧侶の社会貢献についてお話ししました。
・6月21日(水)曹洞宗埼玉県第一宗務所現職研修会にてお話ししました。
・4月13日(木)埼玉県曹洞宗教化研究会にてお話ししました。
・3月27日(月)真言宗智山教化センター勉強会にてお話ししました。
・3月20日(月・祝)、築地本願寺和田堀廟所の相談カフェに参加しました(途中2回ほどセミナー登壇あり)。
・3月18(土)、19(日)の両日、10時~築地本願寺にてお話ししました。
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・2016年11月27日(日)曹洞宗福島布教の会でお話ししました。
・2016年11月17日(木)日本生命GLAD推進室にてお話ししました。