スマートな隠居を、あらゆる世代へ

永代供養墓(会員制。樹木葬なども同様な場合があります)を契約しました。
宗派は問わず、1回の支払いで以後は寺とのつきあいや年間管理費も一切発生しないというのが魅力で選んだのですが、規約には「住所変更等があったときは必ず知らせること」とあり、契約時に口頭で「所在確認のため、定期刊行物などを郵送します。定期刊行物が返送される、電話にも出ない等の場合は、所在確認ができないとみなす場合があるので、必ず電話には出てください」と念を押されました。

墓地は合葬ではなく、小さいスペースですが芝生にしつらえられた個別区画の個人墓で、「未来永劫掘り返すことはなく、同じ場所を他人に売ることはない」という話でした。
未来永劫動かさないのであれば、居場所確認を執拗にする必要もないと思うので、疑問です。
また、定期刊行物が石材店の新商品やサービスの紹介ばかりで、正直、親族を亡くしたばかりでこういうものを年に何度も送りつけられるのは不愉快です。


≪回答≫おっしゃる通り、「所在確認」は、従来からの先祖代々の墓のように、お参りする人がなくなると撤去するまでに官報公告をしたり関係者を探したり相当の手間がかかる場合に必要なことであり、「未来永劫掘り返さない」のに執拗に求められれば、「亡くなったあと連絡つく関係人がいなければ掘り返すの?」と疑念が生じるのもわかります。

とはいえ、形あるものはすべて、何百年か後には変容します。未来永劫の中身が、売る側と利用する側でずれていることが、問題の要点である気がします。

「連絡がつかなくなって何年以上したら、境内の別スペースに改葬する場合があります」と明言している墓所もあります。ご心配であれば、所在確認の結果連絡がなければどうするのかをしっかり尋ね、話が違うという場合は別途公正証書による覚書を交わしてもらうなどしたほうがよいでしょう。

「継承しなくてもよいタイプのお墓」じたい、ここ10年余りで出現したスタイルなので、規約もこなれていない場合があります。想定されるケースをお話しして、「こういう場合はこのようにしてほしい」という要望があれば、正直にお伝えするようにしましょう。

弊事務所では、管理者との話し合いに同席し、他の墓所の事例などもお話ししながら、妥当な対処をお願いするお手伝いもしております。お気軽にメールフォームからお問い合わせください。

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【講演予定&履歴】
・9月4日(月)向島仏教会にてお話しします。
・9月15日(金)曹洞宗岐阜県宗務所青年会共催研修会にてお話しします。
・10月19日(木)真言宗智山派研修にてお話しします。
・11月6日(月)曹洞宗有道会東京大会にて、パネラーとして登壇します。
・2018年1月25日 総和会埼玉県支部にてお話しします。
・2018年6月5日~6日、関東総和会シンポジウムにてお話しします。
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【過去の情報】

・7月27日(木)曹洞宗東北管区教化センター教化フォーラムにてお話ししました。
・7月26日(水)岩手県立大学社会福祉学部 宮城好郎ゼミにて、お墓と僧侶の社会貢献についてお話ししました。
・6月21日(水)曹洞宗埼玉県第一宗務所現職研修会にてお話ししました。
・4月13日(木)埼玉県曹洞宗教化研究会にてお話ししました。
・3月27日(月)真言宗智山教化センター勉強会にてお話ししました。
・3月20日(月・祝)、築地本願寺和田堀廟所の相談カフェに参加しました(途中2回ほどセミナー登壇あり)。
・3月18(土)、19(日)の両日、10時~築地本願寺にてお話ししました。
・2月25日(土)浄土真宗本願寺派(西本願寺)東京教区芝組公開講座にて、大來尚順さんとお話ししました。
・2016年12月5日(月)テレビ朝日羽鳥慎一のモーニングショー「墓じまい特集」で取材を受けました。
・2016年11月27日(日)曹洞宗福島布教の会でお話ししました。
・2016年11月17日(木)日本生命GLAD推進室にてお話ししました。