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遺言とエンディングノートは両方必要?

igon_ending遺言とエンディングノートは、自分の意思を死後に遺すという意味では似ていますが、活用する目的や必要とされる場面が異なります。

図の通り、「エンディングノート」は気軽に書き始められる利点がありますが、法的拘束力は「遺言」にしかありません。
遺産や身分関係(たとえば、子の認知)などについて、法的に「こうしてほしい」という要望があり、きちんとした手続きを希望するなら、公正証書遺言を作成しておくべきです。

遺言を、しておいたほうがよい例

あくまで例示ですので、これ以外のかたでも必要とされる場合もあります。

☑子どもがなく、配偶者+親・兄弟姉妹が相続人となる
☑先妻の子と後妻の子がいる
☑実子のほかに、認知した子がいる
☑子どものなかで、特に財産を多く与えたいものがいる
☑財産を与えたくない子どもがいる
☑相続権のない孫や兄弟に遺産を与えたい
☑内縁関係の相手に財産を遺したい
☑生前世話になった第三者に財産の一部を渡したい
☑財産を公益事業に寄付したい

(遺言があっても)エンディングノートが活きる場面

遺言の内容は、死後にしか知らされることはありません。

たいていは、納骨(七七日忌=しじゅうくにち)が済んだあたりから相続手続きに着手するでしょうから、その後に内容が明らかになります。

したがって、遺言に「葬儀はこうしてほしい」、「散骨にしてほしい」といったことを書いてあったとしても、読まれる頃には終わっていることになりかねません。

また、認知症になった場合の医療行為についての承諾事項(胃瘻はしてほしくない、輸血はOKだが内臓移植はイヤ、など)や、食物アレルギーのことなどは、遺言に書いても伝わりませんから、エンディングノートに書き留めておくことが大切です。

エンディングノートは、2冊つくる!

お気づきになられたかもしれませんが、エンディングノートには、「生前(認知症や事故などで意思確認ができなくなった場合に)に見てもらいたい部分」と、「死後に見てもらいたい部分(財産内容など)」とが出てくるはずです。

①生前でも、私の意思が確認できなくなったとき見てほしいエンディングノート

②死後にみてもらいたいエンディングノート

2冊のエンディングノートを作成するよう心がけましょう。①については、いつ用意しても早すぎるということはありません。②については、遺言を作成された場合で、葬儀や埋葬方法について特段の希望がない、あるいは親族にすでに意思を伝えてある(ので①に記入している)場合には、作成しなくてもよいでしょう。


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by 公開日:2015年10月15日 更新日: 
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【過去の情報】
・2016年12月5日(月)テレビ朝日羽鳥慎一のモーニングショー「墓じまい特集」で取材を受けました。
・2016年11月27日(日)曹洞宗福島布教の会でお話ししました。
・2016年11月17日(木)日本生命GLAD推進室にてお話ししました。
・2016年10月23日(日)浄土真宗築地本願寺和田堀分院報恩講にてお話ししました。
・2016年7月20日(水)浄土宗西山禅林寺派(姫路地区)にてお話ししました。
・2016年7月11日(月)真宗興正派西讃教務所僧侶研修会にてお話ししました。
・2016年7月9日(土)江東区の「女性センター」にて、「シニア起業のすすめ~老後プランを起業が支える」を開催しました。後編は2016年8月20日(土)猪田昭一税理士による「事業計画書作成のツボコツ」です。
・JWAVE番組Jam the WorldのCase Fileという5分コーナー(21:25~21:30頃)で、6/26(月)~7/1(金)まで5日間、「派遣僧侶」についてお話ししました。
・2016年6月29日(水)曹洞宗福島布教の会にてお話ししました。
・2016年6月17日(金)千葉県曹洞宗青年会にて「宗教法人の相続の心得」についてお話ししました。
・2016年5月11日(水)昨年にひき続き、福岡県祖門会にてお話ししました。
・2016年4月8日(金)浄土宗教化研修会館オープニングシンポジウムに山折哲雄先生と出演しました。
・2016年2月27日(土)鳥取県行政書士会にて「葬儀から見た行政書士業務」についてお話ししました。
・2016年2月13日(土)池袋FPフォーラムにて、「額に皺の寄らない遺言相続」というテーマでお話ししました(ボランティア講師)。
・2016年2月9日(火)浄土宗青年会全国大会にて「競争原理の枷を外す“いいお坊さん”になろう」というテーマでお話ししました。
・2016年1月13日(水)永観堂にて禅林寺派研修にてお話ししました。
・2015年12月13日(日)宮城県曹洞宗青年会にてお話ししました。
・2015年11月27日(金)上尾市仏教会にてお話ししました。
・2015年10月30日(金)千葉県曹洞宗青年会にてお話ししました。

・2015年10月28日(水)曹洞宗学術大会にて、「寺院再編論」を発表しました。

・曹洞宗宗務長将来像策定分科会委員として、およそ2年にわたる第1~第2分科会の委員任期を終えました。
※特別座談会の模様はこちら

・2015年7月22日 東京都行政書士会 目黒・港・品川・大田支部合同研修にて、墓地と死後事務の最前線についてお話ししました。
・2015年6月23日 安中市仏教会にて「スマートな隠居~好々爺&キュートなおばあちゃんになろう!~②」という内容で、昨年にひき続きお話ししました。
・2015年5月22日 福岡祖門会にて、地域の核としてお寺を活かすには?という内容でお話ししました。
・2015年4月19日 安中市桂昌寺にて、檀信徒さま向けにお話ししました。